エビデンスの森

CMECジャーナルクラブ非公式ガイド

ジャーナルクラブとは

 CMECジャーナルクラブとはどのようなものか、実物を見てみたい。

 そのような方は、こちら「CMECジャーナルクラブとは」のページをご覧ください。

f:id:cmecjc:20130318003434p:plain

 

サンプルは公開されている

 ページ下段にある、

 「CMECジャーナルクラブ」のサンプルを公開しましたのでご覧ください。

をクリックしてみてください。PDFでサンプルを見ることができます。

 また、会員登録(無料)すると、最下段に並んでいるサンプルも見ることができるようになっています。

 

 サンプルをいくつかご覧いただくと、ジャーナルクラブがどのようなものか、おおまかにつかんでいただけるのではないかと思います。

 ということで、少し改めまして、初めての人はこのようにご利用いただくのはいかがでしょうか。 

 

初めての人は

  • まずはCMEC-TVをいくつか視聴してみる。
  • 少し興味があったら会員登録(無料)を。
  • 「もっとくわしく知りたい」「ジャーナルクラブをよんでみたい」と思うようになったらCMECジャーナルクラブのサンプルを覗いてみる。
  • 次の配信が待ち遠しくなってきたら、CMECジャーナルクラブ閲覧購読サービスへ。

 

CMECジャーナルクラブ・CMEC-TVはこちらです。

f:id:cmecjc:20130315073855p:plain

YouTubeもどうぞ。

YouTube - CMECジャーナルクラブとは 

ジャーナルクラブとTV

 CMECジャーナルクラブのサービスのひとつにCMEC-TVがあります。

 ジャーナルクラブの内容をさらに要約し、1分程度のショートコンテンツ動画で解説する、という無料サービスです。

 

CMEC-TV

  • 医学論文要約をショートコンテンツ動画解説で閲覧できるサービス
  • 毎週月曜日の週1編配信(年間約50編)
  • 無料(無料会員登録が推奨されている)

 

CMECジャーナルクラブ

  • 厳選された医学論文の日本語要約(PDF 1ページ)を閲覧できるサービス
  • 毎週月・木曜日の週2編配信(年間約100編)
  • 閲覧購読サービス:年 5,250円(税込)

 

 ウェブサイトのトップページをご覧ください。

f:id:cmecjc:20130317234318p:plain

 

  新着情報には、最近配信されたコンテンツが並んでいます。

 このなかで【CMEC-TV配信】とあるのは、CMECジャーナルクラブにCMEC-TVの動画解説がついているコンテンツです。こちらはクリックするとすぐに視聴できるサービスになっています。

 【CMECジャーナルクラブ配信】とあるのは、動画解説のない、CMECジャーナルクラブのみのコンテンツとなっています。

 

 CMEC-TVは、一般の方も役立てられるような内容のものが多く選ばれています。

 CMECジャーナルクラブ配信は、やや専門的な内容のものも含まれるようになっています。

 

 なお、閲覧購読サービスに登録すると、これまで配信されたジャーナルクラブ(250編以上!)がすべて閲覧できるようになっています。

 

初めての人は

  • まずはCMEC-TVをいくつか視聴してみる。
  • 少し興味があったら会員登録(無料)を。
  • 「もっとくわしく知りたい」「ジャーナルクラブをよんでみたい」と思うようになったら、CMECジャーナルクラブ閲覧購読サービスへ。

 

CMECジャーナルクラブ・CMEC-TVはこちらです。

f:id:cmecjc:20130315073855p:plain

YouTubeもどうぞ。

YouTube - CMECジャーナルクラブとは 

日本語であればいいというわけではない

 英語の医学論文を日本語に翻訳するサービスはたくさんあります。医学雑誌の最新号の抄録(アブストラクト)が翻訳してあると、たいへん便利ではあります。

 CMECジャーナルクラブは翻訳サービスとは全く違うコンセプトで作られています。どのように違うのでしょうか?

 

世界の医学論文数

 世界で発表される医学論文数はどれくらいあるのでしょうか?

 医学論文の代表的なデータベースMEDLINEの検索サービスPubMedで、2012年の論文数を調べてみました。

 

検索結果

f:id:cmecjc:20130314155726p:plain

 

 2012年1月1日から12月31日までに発表された論文は、なんと1,047,149編もありました!!

 1日あたり2869編の論文が発表されています。

 医学論文はMEDLINEにすべて収載されているわけではありませんので、全世界の医学論文数となると、計り知れない数になっているでしょう。

 とても全てに目を通すことはできません。(そんなこと、しようとは思いませんが・・・。)

 

 最新の知見が次々発表される今、時代に追いついていくのは一苦労です。せめて専門とする分野だけでも・・・といっても、論文を探しているだけで仕事ができずに日が暮れてしまいそうです。

 

論文よむなら厳選して

 限られた人生、よむなら質の高い重要な医学論文を厳選したほうがよい。それが、CMECジャーナルクラブのコンセプトです。

 CMECジャーナルクラブでは、独自の採用基準を設けて、基準に合致する論文のみを厳選して、日本語要約を作成しています。

 そこが翻訳サービスとは大きく異なる点です。

 採用基準については、あとで詳しくご説明したいと思います。

 

まとめ

  • よみきれないほどの医学論文が毎日発表されている。
  • 限られた人生、よむなら質の高い重要な医学論文を厳選して。

 

CMECジャーナルクラブ・CMEC-TVはこちらです。

f:id:cmecjc:20130315073855p:plain

YouTubeもどうぞ。

YouTube - CMECジャーナルクラブとは 

医学論文の要約が必要な理由

  さて、CMECジャーナルクラブについて、説明していきましょう。

 CMECジャーナルクラブとは、医学論文の日本語要約集です。医学論文の要点をまとめて、同じ形式になるように1ページに編集したもの、となっています。

 なぜ、このような要約が必要なのでしょうか?

 

医学論文は重要な資料

 医学論文は、医療に関する最新の知見が書かれている重要な資料です。

 たとえば、新しい治療に関する情報も、臨床研究によってどのくらいの治療の効果があり、どのくらいの副作用がみられたのか、詳しく書かれています。

 治療について、このような詳しい情報がなければ、治療をすべきかどうかを判断することが難しくなります。

 

医学論文の壁

 ところが、医学論文の多くは英語で発表されています。さらには、専門用語や研究についての専門知識が必要なため、論文をよみこなすスキルがないと、なかなか読むのは大変なものです。

 

 医学論文は重要な資料なのですが、それをすぐに医療に役立てることは簡単ではない、という現実があります。

 

すばやく最新情報を

 忙しい医療現場で、すばやく最新情報を得られるようにしたい。

 その要望にこたえてくれるのが、まさに医学論文の日本語要約ではないでしょうか。

 みなさんもぜひ、のぞいてみてください。

 

まとめ

  • 医学論文は重要な資料ですが、すぐによみこなして役立てることは難しい。
  • すばやく最新情報がほしい、そんな要望には日本語要約が必要。

 

CMECジャーナルクラブ・CMEC-TVはこちらです。

f:id:cmecjc:20130315073855p:plain

YouTubeもどうぞ。

YouTube - CMECジャーナルクラブとは 

 

エビデンスの森へようこそ

  さまよえる、エビデンスの深い森へようこそ。

 情報を探し回って疲れ果てて最後にたどり着いた方も、いきなり入りこんでしまった方も、少し立ち寄ってみてください。

 何か新しい発見があるかもしれません。

 

健康情報は正しい?

  世の中にあふれる、たくさんの情報。どれが正しくて、どれが間違っているのか、判断するのが難しくなっています。

 みなさんは、どのように見分けているのでしょうか?

 

 情報にあふれている今、どれも信じられない、というのが多くの方の感想なのかもしれません。

 そもそも、正しい情報とは何でしょうか?

 もし正しい情報があるとしたら、それは一体どんな情報でしょうか?

 

答えは迷いの中にある

 情報自体の真偽はともかく、おそらくひとつだけいえることがあります。

 「たったひとつの正しい答えはない。」

 

 わかりやすい答えを探そうとすると、なかなか見つからないものです。答えは迷いの中にある、そんな風にも思います。

 少なくとも、わかりやすい答えを求めるのでは、解決にはならないように思えます。

 

 それでは、日々、新しい情報が生み出されていく時代に、私たちはどのように情報に向き合っていけばよいのでしょうか。

 情報の真偽を追求することではなく、情報をどのように受け入れるのか、私たちの姿勢が問われているようにも思います。

 

 CMECジャーナルクラブ

 このブログでは、医療情報サービス「CMECジャーナルクラブ」についてご紹介していきたいと思います。

 医療情報の深い森の中をさまよいながら、ここでみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 

 どんな内容になっていくのかわかりませんが、気軽なきもちで書いていきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いします。